チームで動くための極意!|この素晴らしいシステムは覚えないと損します。

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ナースをやっていて、一連の業務内容で毎日必ずやることといったら報連相ですよね。

報連相は、報告・連絡・相談のことで、業務の中でも非常に大事な業務です。

報連相が出来るか出来ないかで、スムーズに業務が進められるかが決まってきます。

報連相は非常に重要です。

何故重要かというと、『 チームで動いている 』からです。

一人で仕事をする場合は、報連相は必要ありません。

私たちは、患者さんを看るのに情報を共有しなくてはなりません。

患者さんAはアレルギーがあり、〇〇を使うとアナフィラキシーショックを起こすという

情報を自分だけ持っていたとして他のスタッフは知らなかったらどうでしょう?

患者さんAは、情報を共有されていないばかりに医療事故を起こされて

亡くなってしまうかもしれません。

チームで活動しているので、情報の共有は重要になってきます。

いくつもの現場では報連相がうまく機能していません。

何故でしょうか?

目次

報連相はなぜ重要なのか?

私たちは、病棟で勤務に入ると最初にやることは【 申し送り 】から始めます。

申し送りを経験したことがないという人はいないと思います。

近年申し送りを廃止している病院が多いというか、ほとんどではないでしょうか?

申し送りを廃止している病院はどうやって情報を取るかというと、事前に早く出勤して

パソコンの中に入っている記録から情報を取ります。

全体の申し送り後、部屋持ち担当から送りを受けますね。

情報伝達も報連相です。

情報は記録を見ればわかると思います。

しかし記録にはすべて書いてありません。

夜勤者は、記録をする暇もないほど動いています。

患者さんの朝食が終わり朝の申し送りまでのわずかな間に記録を書かなくてはいないので

細かいことは書いていない場合が多いです。

夜間の情報が日勤者は欲しいわけですね。

自分が知り得た情報はスタッフ、担当医師にも報告しなければいけませんね。

情報共有は、患者さんの安全を守り、安心して治療に専念してもらうことが出来

私たちとの信頼関係を築くだけではなく、自分たちの身を守ることにも繋がります。

情報共有以外にも重要なことがあります。


自分が指示されて動いている業務内容の進捗状況を相手に伝えることです。

もし、急変場面に遭遇した場合、指示された器具を揃え使用できるようにするとか

薬剤の混注やシリンジに詰めることも、相手はすぐに知りたいわけなので
『 ~用意できました。』
『 ~準備できました。』
『 薬剤の用意できています。』

などとっさに起こったことも機敏に報告する必要があります。

急用でないにしろ、上司から仕事を与えられることもしょっちゅうありますよね。

頼まれた上司から「 終わりましたか、どうなりましたか? 」

と聞かれる前に「 頼まれた任務は~になりました。 」

「 終わって、~さんに承諾を得ました。 」

などと報告する必要もありますね。

頼まれた仕事は聞かれてから報告するのではなく自分から報告すると

上司からみられる目が違ってきます。

相談も、日常的にあるのではないですか?

看護は1+1=2になりません。

ナースはそれぞれちがった看護観を持っています。

自分だけでは判断がつかない場合もありますから

同僚や上司に相談して業務に当たることも多いでしょう。

まったく違った方面に行くことはないにしても、手違いや治療に遅れが出てしまったり

することもあるかもしれません。

相談しながら業務を進めていくことも大切ですね。

報連相は、自分たちの時代の学校では一切教えてもらわなかったです。

今はどうですかね?

報連相は一種のコミュニケーション能力です。

今の若い世代の人はコミュニケーション能力が低いとも言われています。

スマホが大いに関係していると思いますね。

報連相のうまく伝えるコツ

1.報連相は事実や結論から話す。

じょうずに報連相を伝えるためには、結論から話しましょう。

慣れも必要ですし習慣化すれば考え過ぎることなく報告できるようになります。

相手は、結果を知りたがっていますので、結論をはなし、過程をその後(5W1H)で話します。

2.5W1Hで話す。

5W1Hとは
When いつ   例 本日10時頃
Where どこで    本人のベッド横のポータブルトイレ手前で
Who だれが     山田太郎さんが
What なにを    トイレに座ろうとして
Why なぜ     床が濡れていたため
How どのように  滑って尻もちをついた

5W1Hを使えば、誰でも簡単にわかりやすく相手に伝えることが出来ます。

3.内容は簡潔にはなす。

上記の5W1Hで話すことで、簡潔明瞭に話すことが出来ます。

自分の意見や感想を入れてしまうとどれが事実かわからなくなってしまうので

一連の5W1Hを話した後に話すと良いでしょう。

意見を求められた場合除いて、報告には自分の意見や感想は必要ありません。

真実のみを簡潔に伝えましょう。

報連相のタイミング

報連相を伝えるために一番躊躇するのは、タイミングではないでしょうか?

いつ話したらいいの?

忙しそうで話しかけにくい。

話しかけるのが怖いなど、控えめな性格の人だと思うでしょう。

報告などは急を要する場合もありますし、後回しには出来ませんね。

報連相のタイミングは、躊躇せずに話しかけてもいいか聞いてから報告すればいいのです。

上司には今話しかけてもいいか?

少し時間をもらってもいいかを聞いてから話すようにすれば

大人としてのエチケットも守れるし相手に不快な思いをさせずにすむでしょう。

相手は話しかければ、ピンときて報告してくるんだとわかります。

激務の中、話しかけられても手がふさがっていて聞いてあげられないときもあります。

今少し忙しいから後でとか、後で時間作るからときちんと

報告を受けるように体制を作ろうとしてくれます。

緊急性を要する場合は、「 至急お話しがあります。」と最初に前置きしましょう。

まとめ

報連相は、看護の世界だけで使うものではありません。

どの社会に行っても必ず使用するコミュニケーションツールです。


最初の頃は慣れないため、苦労することでしょう。

報連相は、習慣化して慣れて覚えてしまえばスムーズに使いこなせます。

師長や主任も新人の頃は人知れず苦労しました。

最初からうまくデキる人はいません。

報連相は、看護の世界だけで使うものではありません。

どの社会に行っても必ず使用するコミュニケーションツールです。

報連相の重要性は、チームで活動するので情報共有のため重要です。
報連相のコツは、
1 報連相は事実や結論から話す。
2 5W1Hで話す。
3 内容は簡潔にはなすようにしましょう。

 報連相のタイミングは、話しかけてもいいか聞いてから報告するようにしましょう。
 緊急性を要する場合は、「 至急お話しがあります。」と最初に前置きするとよいでしょう。

報連相は慣れです。

誰でも出来ます。

何度も経験して上手に使いこなせるようにしましょうね。

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